1.いまなぜお地蔵さんなんだろう…

大地がこの世のすべての生命を育むように、
お地蔵さまは大地の功徳を蔵す仏さま。


地蔵[s:Ksitigarbha]の原語のksitiは大地、garbhaは胎・子宮を蔵すの意味するところから地蔵と訳されています。地蔵十輪経に「よく善根を生ずることは大地の徳のごとし」と記され、大地の徳の擬人化で、菩薩の一つとなっています。 つまり、 地蔵の「地」は大地であり、大地の土がこの世の不浄を清め、再生、育くむ働きがあるように。この大地の大いなる功徳を蔵するという意味があります。 混迷するこの時代、※五濁悪世からの救済となるよう、お参りをしたいものです。

  1. 却濁)時代の汚れ
  2. 見濁)人々が誤った思想・見解をもつようになる
  3. 煩悩濁)貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)等の煩悩が盛んになること。
  4. 衆生濁)見濁・煩悩の結果として心身が弱く、苦しみが多くなること。
  5. 寿命濁)寿命が次第に短くなること。